2日の豪雨で道路が崩落した静岡県森町 現在も通行止めの道路も続く復旧作業
2日からの記録的な大雨で道路の崩落や断水が発生した静岡県森町では現在も復旧作業が続いています。
住民男性:
「これが台風2号のときの傷痕ですよね…」
森町亀久保の県道が崩落した現場です。
道路はガードレールごと抜け落ち、川には今も濁流が流れています。
住民男性:
「もう本当に大丈夫かなと思うぐらい…。実際にこうなってみると。今度また雨が降って、この道がまたこんな沢みたいになっちゃうとどうしようもない」
この道は片側通行ができていますが、森町では今も全面通行止めになっている場所が2カ所あります。
今も通行止めの道路が
森町問詰の県道では、台風2号に伴う梅雨前線による大雨で三倉川が増水。
川に接する道路が削られ崩落しました。
現在、県袋井土木事務所が復旧工事を行っていて16日には片側通行できるようになる見通しです。
県袋井土木事務所企画検査課 内海孝久課長:
「大型土のうを積んで、洗堀防止を行って、道路を固めて交通解放する。ここは迂回路がありませんので、交通解放を急ぐべく工事をやっている状況」
一方、森町鍛治島では太田川の増水で流木が橋に掛かり県道が崩落。流木の撤去作業が進められていますが、通行止めの解除の見通しは立っていないということです。
こうした崩落の影響で水道管が破損するなどしたため、森町では一時10軒で断水していましたが、仮の水道管が設置され8日に全て復旧しています。