南海トラフ地震臨時情報や台風などいつもとは違うお盆休みが明けたJR静岡駅では…
南海トラフ地震臨時情報が発表され、台風も接近したお盆休みが明けて、19日朝のJR静岡駅には日常が戻ってきました。
林輝彦アナウンサー:
「お盆休みが明けJR静岡駅に電車が到着すると、多くの人が 改札を通ります。皆さん足早に仕事先に向かいます」
沼津市民60代:
「まだ身体の準備ができていないので、ちょっとかったるいなという感じがします」
今年は南海トラフ地震臨時情報が初めて出され、台風の影響も受けた異例のお盆休みとなり、予定の変更を余儀なくされた人もいました。
静岡市民30代:
「出かける用事があったけど、地震とか台風があったので約束していた友人には申し訳ないが、怖いというのがあって、予定を延期してまた別日にしようと」
一方、これから休みを楽しむという人もいました。
静岡市民30代
「先週はゆっくりして、今週はそろそろ空いているかなということで、今週旅行に行こうかなと。地震が怖かったので 新幹線もゆっくり運行していた状況だったので、それもありました。(今週は)楽しんでいこうと思います」
JR東海によりますと9日から18日までの新幹線の利用者数はおよそ362万5000人で、去年の同じ時期に比べ7%増加しました。
下りのピークは10日、上りのピークは17日でした。
台風7号の影響についてJR東海は「利用者が旅行を変更し計画運休の前後に分散したため、17日の上りが多くなった」としています。
また、南海トラフ地震臨時情報の影響については「減速による遅れはあったが大きな混乱はなかった」としました。