台風15号に対する災害対応について自治会の役員と意見交換「丸子川の整備水準を見直すべき」 静岡市駿河区
静岡市は去年大きな被害をもたらした台風15号の対応について、自治会の役員らと意見交換を行いました。
これは去年9月静岡市に大きな被害をもたらした台風15号の災害対応検証について、1月市が中間報告をまとめたことをうけ、行われたものです。
葵区や清水区ではすでに行われていますが、駿河区での開催は今回が初めてで、地区内の19自治会の役員らおよそ40人が参加しました。
会場では中間報告で検証した11項目のうち「自治会などとの連携」「災害廃棄物」など地域にかかわりが深い6項目について市が説明を行い、意見交換が 行われました。
静岡市一柳明俊 危機管理総室長:
「今回丸子川は氾濫はしなかったんですけど、かなりぎりぎりの状態だったよということで、整備が終わっているということなんですけど、その整備水準では少し心配だから、整備水準を見直すべきではないかというご意見でした。駿河区の自治会で備蓄をしている水を断水被害があった清水区へうまく提供できないかとかそういった提案もいただいた」
市は今回自治会から出された意見について3月に出される最終報告に盛り込みたいとしています。