道路陥没現場に不明男性とみられる遺体 収容に難航…発見2日後に引き上げ 静岡・川根本町
台風15号で静岡県川根本町の道路陥没現場付近で行方不明となっていた男性とみられる遺体が2日見つかり、警察は4日午後、この遺体を引き上げたと発表しました。
9月24日川根本町下泉で陥没した道路に軽トラックが転落し、乗っていた男性2人のうち70歳の運転手が行方不明となっていました。
警察は現場付近を中心に男性の捜索を続けてきましたが、2日午後、12メートルほど陥没した道路の穴の底付近で1人の遺体を発見しました。
警察は3日から収容作業を行ってきましたが、遺体の一部が陥没した道路のアスファルトや、土砂に埋まっていたため作業が難航。4日も朝から23人態勢で収容作業をし、午後3時40分ごろ遺体を引き上げたということです。警察によりますと、遺体の身長はおよそ175センチで、上下青の雨合羽を着ていて黒の長靴など行方不明となっていた男性の特徴に矛盾はないといい、警察が身元の特定を急いでいます。