【台風７号】あす午前までは線状降水帯発生の恐れも　引き続き土砂災害や河川の増水に警戒必要　静岡県

　台風７号は、１５日午後１時ごろ、兵庫県に再上陸した後、１時間におよそ１５キロの速さで北北西へ進んでいます。県内は引き続き、暖かく湿った空気が流れ込む影響で、大気が非常に不安定な状態となっていて、あす１６日にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となるところがある見込みです。降り始めからきょう１５日午後３時までの雨の量は、伊豆市湯ヶ島で２０２ミリ、御殿場で１９２．５ミリ、川根本町で１８０．５ミリとなりました。あす午後６時までの２４時間で予想される雨の量は、いずれも多いところで西部・中部・東部で１８０ミリ、伊豆で１００ミリとなっています。

　東海地方には、あす午前にかけて線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。今後も最新の台風情報を確認するとともに、土砂災害や、河川の増水などに引き続き警戒してください。