4日県西部の沿岸部で起きた突風は「ダウンバースト」か「ガストフロント」の可能性が高いと発表 静岡地方気象台
4日県西部で発生した突風被害について、静岡地方気象台は「ダウンバースト」か「ガストフロント」と呼ばれる現象が起きた可能性が高いと判断しました。
4日夕方、掛川市や菊川市で激しい突風が発生し、トレーラーが横転したり、小屋が吹き飛ばされたりするなどの被害があり、気象台の職員が5日現地調査を行いました。
その結果、掛川市と菊川市、御前崎市の沿岸地域で発生した突風について、積乱雲から吹き下ろす下降気流が地表に衝突して起こる「ダウンバースト」か、積乱雲の下の冷たい空気が流れ出して起こる「ガストフロント」の可能性が高いと判断したと発表しました。
また、ゴルフ練習場の支柱が折れるなどの被害があった掛川市満水など、内陸部の突風の種類については特定に至らなかったとしています。