【大雨情報】11市町36万5000人に「避難指示」 県内全域に「大雨警報」 静岡県

 静岡県内は活発な梅雨前線の影響で、きのう7月1日から雨が降り続き、11の自治体に警戒レベル4にあたる避難指示が発表されています。

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【大雨情報】11市町36万5000人に「避難指示」 県内全域に「大雨警報」 静岡県

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 静岡地方気象台によりますと、県内は前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、大気の状態が非常に不安定となっています。現在、県内全域に大雨洪水警報が発表されています。降り始めからの雨量は伊豆市の天城山で337,5ミリ、南伊豆町の石廊崎で262,5ミリなどとなっています。

 きょう2日予想される1時間雨量は、いずれも多いところで60ミリ、あす午前6時までに予想される24時間雨量は250ミリとなっています。

 現在、浜松市全域、静岡市南部、沼津市など多くの自治体に土砂災害警戒情報が発表されています。静岡地方気象台は土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水に注意するよう呼びかけています。

 5段階の警戒レベルのうち、上から2つ目レベル4となる避難指示は浜松市、静岡市、沼津市など県内で合わせておよそ16万7000世帯、36万5000人に発表されています。

 浜松市北区の釣橋川では、氾濫危険水位を超え、周辺の三ケ日地区を中心に避難指示が出されれています。雨のピークは昼過ぎまで続く見込みで、自治体が出す避難情報に注意が必要です。