詐欺被害の30代男性に電話「金を取り戻す」「被害金の25%必要」 『返金目的詐欺』で再び被害 静岡・沼津市
静岡県沼津市に住む30代の男性が、ウソの電話をきっかけに暗号資産200万円相当をだまし取られました。男性は過去にも詐欺被害に遭っていて、詐欺グループから「お金を取り戻すため返金申請手続きをする」などと持ちかけられていました。
警察によりますと、8月中旬、沼津市に住む30代男性のスマートフォンに電話があり、男性が出ると、調査会社を名乗る男から「過去に詐欺に遭っていませんか。あなたが振り込みしたお金を追跡したところ、最終的に海外の口座に送金されている。海外の口座に残っているお金を取り戻すため、裁判所に返金申請手続きを行う必要がある」と言われたということです。
相手はそのまま弁護士を名乗る男に電話をかわり、今度は「資産証明代金として、被害金の25パーセントをビットコインで送金する必要がある」と言われ、暗号資産を求められました。男性は言われるがまま、10月上旬まで複数回にわたり、指定されたコインアドレスに200万円相当の暗号資産を送金し、だまし取られました。
お金が戻ってこないうえに、さらに送金を求められたことから不審に思い、警察に相談したことで被害が発覚しました。
男性は去年、投資詐欺の被害に遭っていたということで、警察は犯人グループが情報を知っていたのかなど、今回の事件との関連を調べています。
警察は暗号資産での返金目的詐欺が増えていると注意を呼びかけていて、「SNS上で知り合った相手と一度も会うことなく、返金目的などの話が出た場合や、必ず返金されるといった言葉があった場合は詐欺を疑ってください」と注意を呼びかけています。