ごみ処理施設の建設は違法だとして住民が事業費1億300万円の差し止めを求める裁判で市側は争う姿勢 静岡・沼津市
静岡県沼津市が計画するごみ処理施設の建設は違法だとして、住民が事業費1億300万円の差し止めを求める裁判で市側は争う姿勢を示しました。
訴状などによりますと、沼津市は1974年にごみ処理施設に隣接する清水町外原地区の自治会との覚書で「現在の場所に新たな焼却場を建てない」と締結しました。
しかし沼津市の賴重秀一市長は法的な根拠がないとして今の施設の隣に建設を計画し、事業費1億300万円を予算化しました。
25日の裁判で住民側は覚書に反して建設を進めることは違法だと主張し、事業費1億300万円の差し止めを求めました。
一方、沼津市は請求を棄却するよう求めています。