3年ぶり行動制限がない夏 海の事故が大幅に増加 サーフィン中の事故が1人→7人に 静岡・下田海上保安部

 静岡県の下田海上保安部は7月、8月の海の事故の発生状況を発表しました。3年ぶりに行動制限がなく、マリンレジャーに伴う人身事故が大幅に増えました。

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3年ぶり行動制限がない夏 海の事故が大幅に増加 サーフィン中の事故が1人→7人に 静岡・下田海上保安部

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熱海市から伊豆市土肥までを管轄する下田海上保安部によりますと、7月、8月の2カ月間にマリンレジャーに伴う水難事故に遭った人は前の年より14人増え36人。このうち死者・行方不明者は5人で、去年より3人減少しました。事故に遭った人のうち、遊泳中の事故が5割以上を占め、負傷した人は17人でした。また、サーフィン中の事故が大幅に増加しました。(去年1人、今年7人)

 この結果について下田海上保安部は、「3年ぶりに新型コロナ対策の行動制限がなかった影響で人出が大幅に増え、マリンレジャーを楽しむ機会が増えたことが要因」としています。

 海上保安部は船を運航する際の事前検査の実施やマリンレジャーの際のライフジャケット着用など注意を呼びかけています。