企業倒産減少傾向続くも今後増加に転ずる恐れも 帝国データバンク静岡支店

3月の静岡県内の企業倒産は3月としては2000年以降3番目に少ない14件にとどまったことが民間の信用機関の調べでわかりました。

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企業倒産減少傾向続くも今後増加に転ずる恐れも 帝国データバンク静岡支店

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帝国データバンク静岡支店の調べによりますと、3月の静岡県内の企業倒産件数は14件で前の月を10件上回ったものの3月としては2000年以降3番目に少ない件数でした。
負債総額も大型倒産が無かったため、3月としては2000年以降最も少ない11億5800万円でした。
業種別では「建設」が5カ月連続最多の5件で、続いて「小売」が3件、「卸売」「サービス」が2件となっています。
今後の見通しについて、帝国データバンクでは「ロシアのウクライナ侵攻が新たな懸念材料となる中で県内企業では、新型コロナ関連融資の返済が年内に始まる企業が15%あり、
今後の返済に不安があるとする企業が1割近くに上ることから倒産が抑制傾向から増加に転ずる可能性が高まっているとしています。