【新型コロナ】クラスター拡大止まらず 病院の機能が一部停止も 浜松医療センター
浜松医療センターのクラスター拡大が止まりません。3月8日も8人の感染者が確認され、
病院の機能が一部停止するなど影響が広がっています。
病院の機能が一部停止するなど影響が広がっています。
静岡県内の新規感染者は12人で、浜松市で90代の男性患者1人の死亡も確認されています。クラスターが拡大している中区の浜松医療センター関連では、新たに感染が広がった
外科系の病棟の医療従事者6人と、高齢の男性入院患者ら8人の感染が確認されました。
浜松医療センター 海野直樹院長:「当院における新型コロナウイルス感染が新たに深刻な状態になった」「いつになったら収束するのかは今のところ見通せない状況」
最初に感染が確認された内科系の病棟と外科系の病棟は同じフロアにありますが、感染を防ぐために防火シャッターを降ろして遮断していたといいます。
Q「外に広がったのは医療従事者が出入りしたことで感染した可能性が考えられる?」
A「その可能性は否定できない。防火シャッターを閉めるまでは水平移動をしていた」
病院側は共用トイレや廊下の手すりなどを通じて、院内感染が広がったとの見方も示しています。2次感染を含めた累計の感染者は78人で、浜松医療センターは手術を中止にしたほか、救急患者と新規入院患者の受け入れも停止しています。