静岡地裁・永渕健一新所長が抱負「デジタル化でより良い司法サービスを」 再審手続きの法整備については『立法にかかわる問題』と回答控える

 静岡地裁に新しい所長が就任し、抱負を語りました。

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静岡地裁・永渕健一新所長が抱負「デジタル化でより良い司法サービスを」 再審手続きの法整備については『立法にかかわる問題』と回答控える

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 6月29日付で静岡地裁の新所長に就任したのは、永渕健一氏(61)です。長崎県出身の永渕所長は、これまで主に刑事事件を担当し、東京高裁判事や東京地裁判事部総括などを歴任しました。

 永渕所長は24日の就任会見で、民事、刑事裁判ともにIT化・デジタル化を進めることで、より良い司法サービスを提供したいと抱負を語りました。また袴田事件の再審をめぐり、日弁連などが検察官の不服申し立て禁止などを求めている再審手続きの法整備については次のように話しました。

永渕健一所長:「そのような議論があるということ自体は認識をしていますが、立法に関わる事項なので、私の立場からの回答は差し控えたい。法律家として議論の方向性を注視していきたい」