「函南すいか」出荷始まる 「量は若干減ったが、甘い」 静岡・函南町
すいかの産地として知られる静岡県函南町で3日、「函南すいか」の出荷が始まりました。
JAふじ伊豆の出荷場に運ばれたのは、糖度11度以上の大きくてあま~いすいかです。大きさによってレーンで分けられたすいかを、検査員が一玉ずつ手で叩きながら品質を見極めて箱に詰めていきます。
生産開始は1950年代と歴史が古い函南すいかですが、後継者不足で今は8軒の農家だけで作られています。
函南西瓜組合副組合長 栗田稔さん
「(今年のすいかは)全体量としては若干減ってしまうが、内容は素晴らしいものになっている。ほぼ全てのすいかが糖度12度を超えているので安心してお買い求めできるのではと思います。甘い函南のすいかを食べていただきたい」
函南すいかの出荷は来月末まで続く予定です。