フランス人男性が下山中に足をねんざ…下山困難になり救助要請 背負ったり担架に乗せたりして6時間後に5合目に 富士山須走口

 1日午後、富士山須走口7合目付近で、外国人男性が足をねんざして下山が難しくなり、山小屋を通じて警察に救助を求めてきました。警察と消防が現場に向かい、6時間後に男性を救助しました。

画像: 資料:富士山

資料:富士山

 警察によりますと、救助要請したのは、東京・杉並区に住むフランス人で、26歳のデザイナーの男性です。男性は午後1時半ごろ、下山途中に左足をねんざ、山小屋に駆け込み救助を求めました。山小屋から連絡を受けた御殿場警察署の山岳遭難救助隊員と消防署員が救助に向かい、男性を背負ったり、担架に乗せたりして、午後7時50分ごろ、5合目に到着しました。男性は軽傷を負っている模様です。

 男性は前日の午前11時ごろ、1人で登り始め、途中山小屋で1泊して、下山する途中でした。軽装だった、ということです。