ワカメ産地の偽装事件で工場責任者の70歳の女性に罰金30万円の略式命令 静岡簡易裁判所
外国産のワカメの商品を鳴門産と表示して静岡県内外の業者に販売したとして、水産加工販売会社のパート従業員の女性が罰金30万円の略式命令を受けました。
起訴状などによりますと、静岡市の食品加工会社の工場責任者の70歳の女性は、去年11月、外国産にもかかわらず鳴門産と書かれたステッカーを貼られたワカメの商品を、静岡市とさいたま市の取引先の会社に販売したということです。
静岡区検は、不正競争防止法違反と食品表示法違反の罪で25日、略式起訴し、静岡簡易裁判所は罰金30万円の略式命令を出しました。女性はすでに罰金を納付済みだということです。