中山真珠静岡県議会議員に対し当時の所属会派は本人に強く辞職を促す方針
中山真珠県議 8日:
「大変申し訳ございませんでした」
「無免許運転問題」で8日、謝罪会見を開いた静岡市清水区選出の中山真珠 県議 (28) 。
免許が失効していたことに気づいた中山県議は8月2日、免許の更新手続きのため自らの運転で運転免許センターへ行っていました。
その時のことについて会見では・・・
Q.免許センターに行く時も車を運転していかれたと言う事ですが、その事実は?
中山真珠県議 8日:
「事実でございます」
免許センターの方で、きょうは何で来ましたかということで、車で来ましたというふうに伝えると、本来それは無免許になってしまうんですよということをその場で聞いてということです。
免許センターで、無免許のため、運転することができないと指摘された中山県議。
当初、所属していた会派への説明では…。
ふじのくに県民クラブ 田口章会長 7日:
「免許センターで帰りは迎えにきてもらうか代行で帰りなさい、運転してはいけないと言われたということでした。帰りは代行で帰ったと言ってました。」
しかし、この説明が虚偽であったとみられることが分かりました。
関係者への取材で、防犯カメラの映像から、免許センターからの帰りも、中山県議自らが運転していたとみられることが発覚したのです。
所属していた会派の会長は
虚偽の報告がされていたとみられることに、中山県議が所属していた会派の会長は・・・
ふじのくに県民クラブ 田口章会長 掛川市:
「無免許運転をしたという事実に加えて、さらに虚偽の説明をしたということに対しては、やはり己の非を恥じていただいて、潔く議員辞職を求めたいと。議員辞職すべきということを求めたいと。辞職を促すとともに、そうした意思が示されない場合は辞職勧告決議も含め厳しい対応を取らざるを得ないと考えている。」
自民改革会議のある県議
一方、県議会最大会派、自民改革会議のある県議は…。
ボイスオーバー 自民改革会議県議:
「中山県議がなぜ嘘をついたのか、ふじのくに県民クラブがなぜしっかり聞き取りをしなかったのか疑問に思う。辞職勧告の動きについては本来自民ではなくて、ふじのくに県民クラブがやるべきもの。動きを見守っていく。」
県議会議長は
そして、県議会議長は中山県議について…。
県議会 中沢公彦議長 県庁:
「言語道断という安易な言葉で片付くのかどうかも分からないくらいにひどい話だなと思っている。ただ本人に会えていないので、本人の言い分も分からければ何も分からないなかで、ただただ伝聞でここまで来ていることは非常に遺憾。本来であれば彼女が事実を受け止めて速やかに辞職されることが、求められると思う。」
中山県議は、精神面の不調で、9月末までの休養を要するという趣旨の医師の診断書を県議会事務局に出しています。