真夏日過去最多更新続く、そんな時は「ところてん?」/偽造防止対策強化/7年ぶりトップ会談 【一気にわかる今週の静岡】
「この夏はところてんが人気」
そんな暑い日に食べたくなるのが…。
甘味処 伊豆河童 高橋康子店長:「特にところてんが、いつもあんみつの方が多いんですけど、今年はところてんのほうが多いです。さっぱりしたものがいいんじゃないでしょうか」
こちらのお店では、普段、あんみつがよく売れるということですが、この暑さのせいか、今は、ところてんの売り上げが伸びているということです。ただ…。
甘味処 伊豆河童 高橋康子店長:「ちょっと暑すぎて人通りが少なくなっているところもあるので、どちらかというとテイクアウトのお客様が多いです」
さわやかな秋は、いつ訪れるのでしょうか。
新札公開…偽造防止を強化
能地優アナウンサー:「今のお札を新しいお札の上に重ねてみると、大きさは変わっていません。ただ、漢数字よりも算用数字の方が大きくなっています」
今週、日本銀行静岡支店で新しい「お札」の見本が公開されました。1万円札は、福沢諭吉から、静岡にもゆかりのある渋沢栄一に。5000円札は、樋口一葉から、津田梅子に。1000円札は、野口英世から北里柴三郎にバトンタッチ。そして、外国人など多くの人が見分けやすくなるよう、漢数字よりも算用数字が大きく表示されています。
さらに…
能地優アナウンサー:「1万円の左側には肖像画が印字されているんですが、その見る角度を変えてみると、顔の向きも回転して見えます」
見る角度によって肖像画の向きも変わって見える最先端のホログラム。導入されたのは、世界初だということです。
日本銀行券は、偽造の防止を目的におよそ20年ごとにデザインが変えられていて、今回の変更で、さらに対策が強化されました。日本銀行によると、新しいお札は来年7月前半をめどに発行が開始されるということです。
7年ぶりに県知事と両政令市長のトップ会談
今週月曜、川勝知事と静岡市長・浜松市長の会談が7年ぶりに開催されました。
静岡 川勝平太知事:「なぜ開かれなかったのか、歯ぎしりしていた。しかしお2人は2つ返事でOKと」
いわゆる「G3サミット」が前回開かれたのは2016年。人口減少問題を巡り、川勝知事と当時の静岡市・田辺信宏市長とのやりとりに火花が。
川勝知事(2016年):「1992年に74万人を最高にして、2016年10月1日で70万1803人ということで、4万人の減少を見たわけです。静岡市は、私は政令指定都市としては失敗事例」
静岡市 田辺信宏市長(当時)(2016年):「公の席で失敗と断じたことは断じて看過できません」
静岡市で人口が減少していることについて、川勝知事が「失敗事例」と発言。静岡市の田辺前市長が訂正を求めたのです。2006年から毎年開催されてきたトップ会談は、この年を最後に開かれていませんでした。
課題が山積している静岡県。県と静岡市・浜松市によるトップ会談は今後、再び毎年開催する予定だということです。