静岡市歴史博物館13日グランドオープン 静岡の未来を考える出発点として市の歴史を一堂に
静岡市が整備を進めてきた歴史博物館が13日のグランドオープンを前に報道機関に公開されました。
静岡市の歴史や徳川家康ら市内にゆかりのある武将らの功績を伝えるため、市が葵区の旧青葉小学校跡地に建設した歴史博物館は、去年7月にプレオープンし、すでに一部が無料で公開されています。
林輝彦アナウンサー:
「1階部分は去年の7月から公開されていますがここから上の2階と3階部分が あす新たに公開されます」
新たにオープンする2階部分には甲冑のレプリカなど徳川家康にまつわる品が展示されているほか、全国的にも珍しいという今川家を紹介するコーナーも設けられています。
3階の展示室では航空写真を元にした昭和30年代の市街地の模型など、近現代の静岡市が紹介されています。
静岡市歴史博物館 中村羊一郎館長:
「静岡に歴史博物館を作ろうという声があがったのはかれこれ30年くらい前になります。この静岡の未来を考える一番の出発点として、十分な活用をしていただけるようになればと思います」
新たにオープンする2階、3階部分は有料ですが、戦国時代末期の道と石垣が保存されている1階部分は引き続き無料で入ることができるということです。
静岡市では混雑を緩和するため日時指定予約を導入していて、博物館の公式ホームページから予約できるということです。