【新型コロナ】5類引き下げ後初の「感染拡大注意報」…伊豆や御殿場、静岡市で感染拡大 静岡県
静岡県は新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に引き下げられて以降、初となる感染拡大注意報を発表しました。
静岡県感染症管理センター長 後藤幹生さん:「県内の1週間3日から9日までの1週間の定点医療機関の感染者数は、県が独自に定めている注意報レベルを超えた」
感染拡大注意報は、感染の急拡大の恐れがある場合に、県が警戒を呼びかけるため独自に出しているものです。
県によりますと、3日から9日までの県内139の定点医療機関あたりの患者数は8.12人で、前の週と比べて1.54人増加しています。この1週間で定点医療機関から報告された感染者は1128人で、前の週の1.23倍。全感染者数はおよそ7100人と推測されます。
また、地域別では賀茂・熱海・御殿場・静岡市保健所管内で注意報レベルとなっています。
県は医療機関や高齢者施設を訪れる際は、できるだけマスクを着用することや人が集まる場所では換気をするよう呼びかけています。