【J2】ジュビロ磐田がラストプレーで決勝点!最下位・大宮に逆転勝ちで2位を死守。藤川がまたも大仕事。
2位磐田が最下位・大宮に逆転勝ち、J1自動昇格圏の2位を死守した。
明治安田生命J2第34節〔磐田3‐2大宮〕ヤマハ
しかし、課題としている試合の入りの悪さがまたも露呈。前半18分、大宮が先制、直近2試合勝ちがない磐田に嫌なムードが流れる。それでも前半25分、松原のコーナーキックに伊藤槙人が頭で合わせ同点に追いつく。
勝点3だけが欲しい磐田だが後半18分、大宮のシュヴィルツォクに勝ち越しゴールを決められてしまう。その直後、磐田・横内監督は前節・同点ゴールを決めている藤川虎太朗と18歳の後藤啓介を投入、するとまたしても藤川が大仕事をやってのける。後半32分、古川のパスを受けるとペナルティーエリア内で左足を振りぬき、2試合連続の同点ゴールをマーク。勢いづいたヤマハスタジアムのクライマックスは、後半のアディショナルタイムに訪れる。ドゥドゥのコーナーキックをジャーメインが競ると、こぼれ球に反応したのはリカルドグラッサ。左足で豪快に逆転ゴールをネットに突き刺し選手の歓喜の輪ができる。そして試合終了、磐田がホームの声援を背に勝点3をゲット、3位清水、4位東京Vがいずれも勝利し引き分けでも4位後退の可能性があった中、2位の意地で守りぬいた。