【新型コロナ】静岡県内44人感染 浜松市と沼津市では新たなクラスター
静岡県内では、新たに44人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。
浜松市と沼津市では新たなクラスターが、新規感染者は44人で、自治体別の内訳は沼津市が15人で最も多く、浜松市と函南町が4人静岡市が3人などとなっています。先週火曜日の22人に比べ、新規感染者数が倍増しています。
浜松市の4人のうち3人は、きのう感染が確認されたブラジルのオリンピック選手団の宿泊施設関連の感染者です。市は、宿泊施設での感染拡大に関連性がみられた事からクラスターと認定、きょうまでに8人の感染が確認されています。市によりますと、宿泊施設内では、飲食店の従業員と事務所の職員の感染が確認されていて、詳しい感染経路はわかっていませんが、業務上接触することもあり、感染が拡大したとみられています。いずれも選手団との接触はなく、施設内の消毒は終了しているということです。
また沼津市の保育施設では、きょうまでに5人の陽性が確認され、クラスターと認定されました。静岡県は、利用者は全て特定されているとして施設名は公表しないとしています。
県内では、1人の死亡も確認され、新型コロナ患者の死亡は、累計153人となりました。
一方、伊豆市は現在の感染状況を考慮して、東京オリンピック自転車競技の開催中に、競技会場近くの修善寺総合会館で予定していたパブリックビューイングを中止する方針を決めました。伊豆箱根鉄道修善寺駅北口などに設置する予定だった飲食や休憩スペースなど4つのおもてなしエリアの規模も、手荷物預かりの1つのみに縮小するということです。