統計史上初 静岡県が首位陥落 茶の産出額で鹿児島県に抜かれる
統計史上初めての首位陥落です。静岡県内の2019年の茶の産出額が鹿児島県に抜かれ2位になったことが分かりました。
農林水産省によりますと2019年の県内の茶の産出額は、前の年に比べおよそ2割減少し251億円でした。鹿児島県の252億円に抜かれ、統計が残る1970年以降守り続けてきた1位の座を譲る形となりました。
内訳では生葉の産出額が鹿児島県は163億円に対して、静岡県は147億円で初めて逆転されました。
県と農林水産省は県内の春先の冷え込みで茶の生産量が減少したことや、需要が落ち込み単価が下がったことが原因とみています。