下山中の63歳男性が動けなくなり警察と消防が救助 8月に入り救助要請件数が大幅に増加 富士山

 23日午前、富士山を下山中の男性が疲労で動けなくなり、警察や消防に救助されました。

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下山中の63歳男性が動けなくなり警察と消防が救助 8月に入り救助要請件数が大幅に増加 富士山

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 午前11時40分ごろ、富士山の富士宮口七合目付近で鹿児島県の63歳の男性が疲労で動けなくなり、一緒にいた友人が警察に通報しました。男性はその後、警察の山岳遭難救助隊と消防あわせて14人に救助されました。けがはないということです。警察によりますと、男性は22日午後2時ごろから友人と登り始め、1泊した後23日の午前から下山していたということです。

 富士山は今月に入り遭難が相次いでいて、1日から21日までに24件発生し、去年の同じ時期と比べて6倍に増加しています。22日も救助要請が相次ぎ、午後5時ごろにはベルギー国籍で千葉県在住の女性(31)が疲労のため、午後7時ごろには大阪府の79歳の男性が道に迷ったとして救助を求めました。2人はいずれもけがはありませんでした。