静岡県が市町の防災担当職員を対象に土砂災害に対する研修会を実施 去年全国で起きた土砂災害の3分の1は静岡県内で発生

2週間前の記録的大雨で被害が発生したことや、台風シーズンに入ったことを受け、静岡県は各自治体の防災担当の職員を対象に研修を行いました。

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静岡県が市町の防災担当職員を対象に土砂災害に対する研修会を実施 去年全国で起きた土砂災害の3分の1は静岡県内で発生

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 研修会では静岡県と静岡地方気象台の職員が、県内の市や町と土木事務所の職員に、去年9月の台風15号や2週間前の大雨による土砂災害などについて説明しました。

 県によりますと、去年全国では土砂災害が795件発生していて、その内3分の1を静岡県が占めているということです。

 また、県内で発生した土砂災害は、直近10年は50件前後ですが、去年は例年の4倍近くまで増えたと説明されました。

 県は参加した職員らに対し、土砂災害警戒情報が発表された場合は住民に対して速やかに避難を呼びかけてほしいと要望しました。

県砂防課 大野正敏課長代理:
「最近の雨は非常に短時間でかなりの雨が降るので、早めに雨量の情報を得て避難に活用してほしい。」