静岡県東部で覚せい剤密売容疑 暴力団幹部ら12人を逮捕
静岡県県東部地区で覚醒剤を密売したなどとして、暴力団幹部の男ら合わせて12人が逮捕されました。
指定暴力団稲川会八代目大場一家の幹部(55)と富士市の無職の男(37)は、2月下旬、富士市内で複数の男性客に覚醒剤を売り渡した疑いが持たれています。
警察が、これまでに逮捕した5人の男性客の捜査を進めたところ、新たに大場一家幹部らとは別の男女5人も、密売に関与した疑いや、覚醒剤を使用した疑いが浮上し逮捕しました。
警察によりますと、大場一家幹部がまとめ役となり、無職の男らが客に対して覚醒剤を販売する組織が、県東部で密売を繰り返していたとみられています。
警察は売り上げが暴力団の資金源になっていたとみて調べています。