【新型コロナ】浜松市が独自のワクチン施策 医師が巡回して寝たきりのお年寄りに接種へ
浜松市は、新型コロナのワクチン接種に関して、高齢者施設などにいる寝たきりの高齢者へ医師らが施設を訪れて接種する「巡回接種」を市独自に行う方針を明らかにしました。
●浜松市 鈴木康友市長
「市民に寄り添った形でスピード感持って柔軟に対応できる体制を作っていきたいということで、現場で知恵を絞っている」
浜松市によりますと、市内の高齢者施設にはおよそ5000人が入所していて、集団接種の会場に足を運べない寝たきりの人も多いということです。
また、ワクチンが普及するまでの対策として市内の接待を伴う飲食店の従業員およそ3700人を対象に、無料のPCR検査を来月上旬から行うことも発表しました。
● 浜松市 鈴木康友市長
「県東部では飲食店によるクラスター発生事例も見受けられる。我々もいつそういう状況になるか分からないという危機感持って事前に検査をしておくと一定の安心感にもつながる」