”おまち”に複合エンタメ施設誕生… 静岡市の繁華街に「ARTIE(アルティエ)」オープン
新しいエンターテインメントの形
テープカット ~拍手
静岡市葵区七間町に完成した複合施設、「ARTIE(アルティエ)」。映画館などを運営する静活が、およそ2年の期間と、25億円の総事業費をかけて建設しました。目玉の一つはこちら。映像でライブを楽しむことができる、ホログラムシアターです。
静活
江崎亮介社長室長:「こちらの方なんですけども、人が立体的に浮き上がってくるんですね。リアルな人の演劇と、映像のホログラムの大映像の融合で、本当に味わったことがないような映像体験というのをお届けするものになっています。」
こちらがそのライブの様子です。実は、中央で踊っているダンサーだけが、本当にステージ上で踊っていて周囲のダンサーは映像。最新鋭の技術で、有名アーティストと共演することもできるという新しいエンターテインメントの形です。
ボウリング場は、最新の設備を導入して生まれ変わりました。スポット照明を多用するなど、おしゃれな空間を演出し大人の遊び場をコンセプトにしています。
堀川健治記者:「真新しいボーリング場のすぐ横では本格的なダイニングレストランが整備されました。さらにこの奥にはDJブースがあって、イベントなどで利用できるということです。」
社長の思いと地元の期待
戦前から映画館が立ち並ぶ、娯楽の街として愛されてきた七間町。静活の江崎社長は、この場所に新たな施設を作った、その思いを、こう語りました。
静活
江崎和明社長:「この場所、103年前に静岡初の洋画専門館キネマ館が立った場所でございます。私たちは、静岡の街の興行会社として、この場をエンターテインメントの発信地として選択をいたしました。」
静岡市の娯楽の聖地ともいえる場所によみがえった新たなエンタメの拠点「ARTIE(アルティエ)」。地域の期待も高まっています。
静岡市
田辺信宏市長:「先人の皆さんが、多くの市民の皆さんにこの場所で人生に、彩りを添えていただきました。今度は私たちが、未来の市民のために子供たちのために、この場所で素晴らしい思い出を提供する恩返しの番かもしれません。」
施設では年間20万人の来場を目標にイベント開催など、様々な仕掛けをしていくということです。
静活
江崎亮介 社長室長:「私自身、七間町と言うこの街で生まれ育ってきた人間ですので、この街一体全体で全体で盛り上がれるような施設にしたいです。」