居合わせた医師が応急処置したものの出血止まらず救助要請…富士山下山中の40代男性が転倒し岩に頭ぶつけ 御殿場口七合九勺
富士山を下山中に転んで頭をけがした40代の男性が、出血がとまらないため、警察に救助要請をしました。
19日午後、富士山御殿場口登山道の七合九勺付近で、下山中の男性が転び、頭を岩にぶつけてけがをしました。警察によりますと、午後4時ごろ、近くの山小屋から「下山中に転んで頭をけがをした男性がいる。出血が止まらず、歩いて下りることができない」と警察に通報がありました。男性は1人で登山していて、山小屋に避難し、たまたま居合わせた医師が応急処置をしましたが出血が止まらず、救助要請したということです。警察の山岳遭難救助隊と消防隊員が救助に向かい、午後10時前に救助しました。男性の意識はしっかりしている、ということです。
警察は「装備や体調を万全にして、天候や足元の状況に十分注意しましょう」と呼びかけています。