医療ひっ迫警報発令 医療従事者の休職者300人超…救急搬送が困難なケースも増加 /静岡県の新型コロナ 12月25日
静岡県では25日、4803人の新型コロナウイルス感染者が確認されました。前週日曜日とくらべ790人の増加。25日までの1週間でも新たに3万2298人の確認され、先週から4851人の増加。歯止めがかかりません。こうした状況の中、23日、県は…。
静岡県健康福祉部 鈴木宏幸部長:「県として、本日レベル2感染拡大初期から、レベル3の医療負荷増大期、国のレベル指標レベル3の医療負荷増大期に引き上げるということをきめました。また、県独自として医療ひっ迫警報を発令することといたしました」
県は新規感染者数の増加や、医療従事者の休職者が300人を超え、救急搬送困難事案も増えたことから、国の評価レベルをレベル2からレベル3の医療負荷増大期に引き上げることを決めました。またそれに伴い、県独自としての医療ひっ迫警報を発令しました。
静岡県健康福祉部 後藤幹生参事:「専門家会議は、回答した委員が全員一致で『国の評価レベル3へ引き上げ』。これ以上のない状態になっています」
しかし、県は一律の行動制限などは求めないとしています
静岡県危機管理部 杉山隆通危機報道官:「今回、レベル3に引き上げて医療ひっ迫警報発令したということですけれども、県民事業者の皆様による社会経済活動を一律に制限することは現時点では考えておりません」
静岡県健康福祉部 鈴木宏幸部長:「県民の皆様におかれましては、医療のひっ迫をここで食い止めることが、ご自身・家族・友人など大切な人を守ることにつながります。一人一人が感染しない「自助」と、みんなで感染を広げない「共助」をお願いしたい」
【映像では解説があります】