【新型コロナ】静岡県内の感染者1293人 9日ぶりに前週同曜日を上回る 県は観光促進事業を4月1日から再開
県内では新たに1293人の新型コロナウイルス感染が判明しました。
経済活動との両立を図るため、県は来月から観光促進事業を再開します。
経済活動との両立を図るため、県は来月から観光促進事業を再開します。
自治体別の新規感染者数です。最も多いのは静岡市で240人、次いで浜松市170人、藤枝市102人など、あわせて1293人は先週金曜より36人多く、前の週の同じ曜日を上回るのは9日ぶりです。
病床使用率は、西部22・8%、中部29・8%、東部24・6%、県全体で25.8%と20%台が続いています。重症者用は4人で7.4%です。
浜松市では、ワクチンの3回目接種を加速するため、64歳以下の市民を対象に接種の前倒しを発表しました。2回目からの間隔をこれまでは「7カ月」としていましたが、予約に空きがあるため「6カ月」が経過していれば接種可能とします。
新たなクラスターは6件で、静岡市立静岡病院の1フロアではきょうまでに患者9人と職員2人の合わせて11人が感染。このうち、患者3人が中等症で、残りの8人は軽症または無症状です。病院ではこのフロアの新たな患者の受け入れを停止していますが、外来や救急の受け入れは継続しています。クラスターはこのほか、御殿場市の陸上自衛隊板妻駐屯地教育部隊や東伊豆町の熱川温泉病院などで確認されています。
一方、県は1月から停止している観光促進事業・「今こそしずおか元気旅」を来月1日から再開すると発表しました。また、この期間に合わせて駿河湾フェリーの運賃を半額にするということです。