新東名で追突事故を起こした後、救助のために停止した車を盗んだとされる男に懲役3年6カ月の実刑判決「犯行は悪質で強い非難に値する」静岡地裁

静岡県島田市の新東名高速で事故を起こした後、救助活動をしていた男性からワゴン車を盗んだ罪などに問われた男に、静岡地裁は懲役3年6カ月の判決を言い渡しました。

画像: 静岡地裁

静岡地裁

 判決を受けたのは大阪市の自称塗装工の被告(43)です。

 判決によりますと、被告は2020年12月、島田市の新東名高速下りで追突事故を起こした後、救助活動をするために止まった後続の車に、仲間と乗り込んで走り去り車を盗んだとされています。

 24日の判決公判で静岡地裁の谷田部峻裁判官は「犯行は悪質で自己中心的。救助にあたった人の車を盗む行為は強い非難に値する」と指摘。

 被告に懲役3年6カ月の判決を言い渡しました。