静岡大学に新学部「グローバル共創科学部」(仮) 新しい価値観や社会の仕組みを創造する力の育成を 2023年設置目標
静岡大学の将来構想を話し合う推進会議が開かれ、大学側から2023年度を目標に文理融合型の新たな学部を設置する方針が示されました。
静岡大学によりますと、2023年度に設置を目指すのは「仮称・グローバル共創科学部」です。新しい価値観や社会の仕組みを創造する力の育成を目的に文系、理系の壁を取り払いITや外国語などを学ぶということです。
新たな学部は静岡市の静岡キャンパスにおき、早ければ2023年度の設置を目指し文科省などとの協議を進めるということです。現在の6つの学部は存続する方向です。
きょう3日が初回の推進会議は、地域と大学の双方の発展のため意見を交換するのが目的で行政や産業界を含め7人の委員が選ばれています。
委員からは「社会人教育にも貢献してほしい」などの意見が寄せられていました。
静岡大学
森田明雄 副学長ON:「主に英語力と情報のほうのデータサイエンスのスキルの2つを身につけさせるというふうに思っております。今は文系であろうがなかろうが、理系であろうがなかろうが、その2つは、コミュニケーション力含めて不可欠と考えております」
推進会議は今後、ワーキンググループを設け、静岡大学に対して引き続き、要望していく方針です。