富士山を下山中に道に迷い痛みで歩けなくなり…霧で周りも見えず救助要請 神奈川県の61歳男性を救助 静岡県警

 27日夜、富士山を下山していた男性が、道に迷ったうえ、体の痛みによって歩けなくなり、警察に救助を求めました。警察の山岳遭難救助隊が4時間半後に男性を救助しました。男性にけがはありませんでした。

画像: 富士山を下山中に道に迷い痛みで歩けなくなり…霧で周りも見えず救助要請 神奈川県の61歳男性を救助 静岡県警

 27日午後8時すぎ、富士山富士宮口の御殿庭中付近で、「腰と足の痛みで歩けない」と神奈川県の61歳の男性から警察に通報がありました。警察によりますと、男性は1人で下山途中に道に迷い、「宝永第二火口」の看板を見てから数十分歩いたとみられていて、霧で周りが見えないことやライトを持っていなかったことから、救助を要請したということです。

 男性は通報から4時間半後に救助され、けがはありませんでした。