富士山と焼きそばの町を「笑い」でパワーアップ! ご当地ダジャレと大喜利で地元高校生が発信 静岡・富士宮市
B1グランプリで2年連続優勝した「富士宮焼きそば」。言わずと知れた静岡県のご当地グルメです。全国から注目を集めた富士宮市にさらに活気を。
富士宮高校会議所
吉村未夢会頭:「こういうご時世で笑いもあんまり少ないので、少しでも笑いで富士宮の人たちが元気になれたらいいなと思ってこの企画をしました」
立ち上がったのは地元の高校生です。
ダジャレ「宮D1グランプリ」と大喜利「宮O1グランプリ」
〇お題〇
「源頼朝、織田信長、徳川家康がお宮横丁で富士宮やきそばを食べて一言、なんと言ったでしょう」
富士宮市西町にある「富士宮高校会議所」。この日は地元の高校生6人が集まっていました。「富士宮高校会議所」は3年生を中心に20人ほどのメンバーで構成。週末にボランティア活動をするなど、町の地域振興のための活動をしています。
今回企画したのは「ダジャレ・大喜利」の作品募集。その名も「宮D1グランプリ」(宮ダジャレコンテスト」と「宮O1グランプリ」(宮大喜利コンテスト)です。「笑いで地域の魅力を発信!」がプロジェクトの目的です。大喜利のお題も高校生が考えました。
吉村未夢会頭:「もともと富士宮は曽我漬けがすごく有名で、源頼朝とかがここに富士宮にもし来たらっていうので、昔の歴史の人物とかを想像しながら富士宮にきたらどうなるのかというのを考えて作りました」
〇お題〇
「源頼朝が、現在の高校生として富士山本宮浅間大社にて、流鏑馬祭を見て一言、なんと言ったでしょう」
「曽我兄弟が、現在高校生として歌手デビューしました。曲名はなんですか」
「織田信長が、遠足で西山本門寺を訪れました。そこで一言なんといったでしょう」
大喜利のお題は全部で5つ。県外の人にも分かりやすい、富士宮市内の名所や名物を盛り込みました。くすっと笑える作品を募集することにしました。
富士山のふもとにたくさんの笑顔を!
そして、お題を考える上で「笑い」の勉強も欠かしません。この日は、吉本興業の漫才コンビ「フランポネ」から講義を受けます。
「今からちょっとフランス語漫才をやってみたいと思います。せーの、どうも~」
(ミニ漫才:フランス語)
今のネタを日本語でやると、ミニ漫才『僕らの食卓』。
「ねえねえ?私の料理どう?」
「おいしいけど、週に6回チーズフォンデュはきつい」
吉村未夢会頭:「富士宮って観光地とか富士山もあるし、そういう面では盛り上がっているけど、それをもっと広めるにはお笑いとかで多くの人に印象付けてもらうのがいいと思って、今回をきっかけにお笑いをみんなで取り入れてそうすれば、地域の人にもより注目してもらえると思う」
作品募集は11月まで。すでにその先を見据えています。
勝亦海吏さん:「ダジャレとか大喜利を作ってもらったら、それを本にして富士宮のダジャレブックみたいな感じでそれで広めていけばいんじゃないかと思う」
全国から富士宮の地にたくさんの笑顔を。高校生のチャレンジははじまったばかりです。