浜松市で妊婦や同居家族に対してのワクチン優先接種始まる
原川朋華 記者:「浜松市では現在一般接種が行われていますが、きょうから妊婦の優先接種が始まりました。妊婦と同居家族には専用の予約枠が設けられています」
きょう27日午前、浜松市の集団接種会場です。妊婦や同居家族に対してのワクチン優先接種が行われました。市内在住、または里帰り出産を予定している妊婦が対象です。
浜松市が妊婦への優先接種を発表したのは、きのう26日のこと。翌日のきょうから接種開始となりました。
接種を受けた30代浜松市民:「やっと妊婦でも受けられる番が来たんだなって思う」
Q.安心につながった?
「そうですね、コロナにかかるよりは、打って副作用の方がまだ軽いのではないかって思う」
接種を受けた30代浜松市民 :「臨月に入った、出産が間近で不安だったが打たない不安の方が強くなってきたので、1回だけでも打とうと思って打った。とにかく元気に生まれてきてくれるように、今後も感染対策に気を付けながらその日を迎えたいと思う」
きょう接種を受けたのは、妊婦とその同居家族、合わせて78人。優先接種は9月16日まで行われますが、けさまでに妊婦377人、同居家族152人の予約が入っているということです。妊婦が感染する場合、およそ8割は夫やパートナーからの感染とされていて、同居する家族が接種することも大切です。
接種した妊婦の夫:「妊婦を優先的に接種してくれるということが出てきて、本当にうれしいです。ちょっとホッとした感じはある。自分たちもさらに気を付けていきたい」
?(生まれてくるのは)弟かな、妹かな?
子ども:「妹」「パパとママと一緒にいられるからうれしい。」
県によると、これまでに県内18の市や町が妊婦への優先接種を予定していて、県内でも広がりを見せています。