飲食店でクラスター発生 市民「GOTOで旅行に行きだしたからかな…」 再び打撃の『夜の街』 浜松市
浜松市では19日、21人の感染が確認されました。きのう明らかになった接待を伴う飲食店2店舗のクラスターでは、新たに7人の感染が判明、合計で37人となりました。
浜松市では19日、21人の感染が確認されました。きのう明らかになった接待を伴う飲食店2店舗のクラスターでは、新たに7人の感染が判明、合計で37人となりました。
浜松市中区千歳町の「パブ・アモール」の感染者数は、従業員や客ら22人に拡大しました。市によると、アモールでは、顧客リストを作成し、店内の消毒、検温、アクリル板で仕切るなどの基本的な対策はしていたということですが、従業員と客のマスク着用が守られていないこともあったといいます。
浜松市中区伝馬町の「スービック」の感染者数は15人です。この店でも基本的な感染症対策はしていたということです。両店で掛け持ちしていた従業員はおらず、感染源は今のところ不明です。市は両店を利用した客に相談センターへの連絡を呼び掛けています。
鈴木誠記者(昨夜):「きょう2件のクラスターが発生した浜松市の中心街です。飲食店やスナックなどが立ち並ぶ場所なんですが、人通りはかなり少ない印象を受けます」
7月にラウンジでクラスターが発生し、大きな打撃を受けた浜松の「夜の街」。その後、客足が完全に戻らない中で、4カ月ぶりに接待を伴う店でクラスターが発生しました。
Q そういう中、街中に飲みに行くことをどう思う?
浜松市民 40代男性:「この状態見れば、だれも来ていない状況だものね。会社の人たちも、結局自分が感染しちゃいけないし、飲みに行くなという指令は当然でると思うし、もう誰も出てこない」
浜松市民 10代女性2人組:
「でも最近(感染者)増えてきたじゃないですか。それなのに、なんでそういうとこに行くんだろうって思います」
「GOTOなんとかで、みんな旅行に行きだしたじゃないですか。最近それもあるかなと」