作業員11人が倒れた建設中のバイオマス発電所 現場付近で許容濃度の6倍の一酸化炭素を検出 静岡・御前崎港

6日静岡県の御前崎港に建設中のバイオマス発電所で、11人が死傷した事故で、当時現場付近で許容濃度の6倍の一酸化炭素が検出されていたことが分かりました。

画像: 作業員11人が倒れた建設中のバイオマス発電所 現場付近で許容濃度の6倍の一酸化炭素を検出 静岡・御前崎港

 6日御前崎港で建設中のバイオマス発電所で、作業員11人が一酸化炭素中毒とみられる症状で倒れ、そのうちボイラー棟に隣接する施設で溶接作業をしていた70歳の男性が死亡しました。

 消防によりますと、現場付近では当時許容濃度の6倍の一酸化炭素が検出されていた場所があったということです。
警察と消防は7日から実況見分を行い、事故の詳しい原因を調べています。