【新型コロナ】静岡県で34人が感染、帰省中の4人の感染も…静岡市ではグループホームでクラスターが発生
静岡県では4日、34人の新型コロナウイルス新規感染者が確認されています。川勝平太知事は年始の会見で、首都圏に検討される緊急事態宣言は県内には必要ないとの認識を示しました。
県内の感染者は34人で、静岡市が最多の13人です。このうち9人が清水区のグループホームの感染者で、市内18例目となるクラスターと認定されました。施設では1日、入居者1人の感染が確認されたため、ほかの入居者と職員全員にPCR検査を行ったところ、新たに入居者6人と職員3人の感染が明らかになりました。
静岡市担当者:「入居者については外出していない。可能性としては職員の方が外からの持ち込みの可能性が一番高い」
静岡市は、これ以上の感染拡大の恐れはないとしていて、施設名の公表については事業者と交渉中ということです。
富士市立中央病院のクラスターでは、新たに4人の感染者が判明し、合わせて133人となりました。年末年始に県外から帰省中に感染が確認された人も4人確認されていて、県は今後の感染拡大を警戒します。
静岡県疾病対策課 後藤幹生課長:「ほとんどが緊急事態宣言が出るかといわれている地域から帰省してきた人。その方々からの家族内感染、友人同士の集まりあるので、知人、家族への感染が今後、懸念される」