秘密のデータの取り扱いが不適切 陸上自衛隊富士駐在地が幹部隊員ら5人を懲戒処分「業務多忙のため失念した」などと話す
陸上自衛隊富士駐在地は秘密のデータの取り扱いが不適切だったなどとして男性隊員5人を減給などの懲戒処分にしました。
懲戒処分を受けたのは富士駐屯地第5地対艦ミサイル連隊などに所属する幹部隊員ら5人です。
5人は2020年秘密のデータを作成する際適切な管理手続きを怠ったり、秘密の文書を一時紛失したりしたということです。
富士駐屯地によりますと、隊員らは「業務多忙のため失念した」などと話しているということです。
処分はいずれも3日付けで幹部を含む隊員4人が減給、適切な指導を怠ったとして管理者に当たる幹部隊員1人が戒告処分となりました。
富士駐屯地の七嶋剛士陸将補は「指導、教育を更に徹底し再発防止に万全を期してまいります」とコメントしています。