なぜ? 市の博物館で5点の収蔵品が紛失 警察OBらを再調査委員に委嘱し経緯と原因を調査 浜松市
浜松市博物館で5点の収蔵品が紛失した問題で、紛失に至った原因などを究明するため再調査委員の有識者や警察OBが委嘱されました。
去年7月、浜松市博物館で収蔵していた絵図など6点合わせておよそ370万円分の紛失が判明、その後1点が見つかっています。
購入額206万円の「浜松城二の丸絵図」を含む3点については、市の職員が2018年に紛失を認識しながら別の収蔵品を提示して嘘の報告をしていました。
収蔵品を紛失した経緯や原因を調査するため、7日、静岡大学情報学部の笹原恵部長ら有識者や警察OBら5人が再調査委員に委嘱されました。再調査委員は10月末までに紛失した原因について結論を出し、再発防止に向けた提言をまとめたいとしています。