「前みたいに美しい松崎町に」台風8号の被害を受けた松崎町雲見地区で町内の中学生がボランティア活動 静岡県
台風8号の被害を受けた静岡県松崎町雲見地区では町内の中学生らがボランティアとして復旧作業や給水活動を行いました。
台風の被害を受けた松崎町ではこれまでに約40軒の民宿や住宅で床上、床下浸水などの被害が確認されています。町は17日から県東部に住む人を対象にボランティアの受付を開始し19日までに99人の応募があったということです。
そして19日の作業には地元・松崎中学校の生徒や一般の応募者などおよそ40人が参加しました。
白鳥衛「現在ボランティアや地元の中学生の手によって、浸水した住宅から泥で汚れた畳が運びこまれています。中には大切にしまってあったと思われる大量の食器が泥で汚れている」
被害から6日が経ちましたが住宅の庭などには被害の爪痕が残ったままです。
松崎中1年 関蒼太さん「思ったより被害がひどくて、家の中とかも泥だらけだった作業続けていけばきれいになると思うので、これからもボランティアに行きたい」
松崎中1年 小林紋奈さん「人のために自分で出来ることならできればいいなと思ってやった 前みたいに美しい松崎町になって欲しい」
浸水した住宅の持ち主「すごく助かりました。どうしようかと思っていたので みんなに来てくれて助かりました」
また、太田川上流部の地域にもボランティアの姿が。
ボランティアの人「ボランティアセンターです」
住民「ありがとうございます。お疲れ様です」
こちらの地域ではおよそ40世帯で断水が続いているため、要望を受けて、水を届けていました。
松崎町民「助かります。足腰も楽です。一回行って帰ってくるとヨタヨタになる」