【新型コロナ】静岡県18人感染…2日連続で20人下回る 病院はクラスター収束を発表、自衛隊クラスターは拡大

 静岡県内の新型コロナウイルス新規感染者は18人と、2日連続で20人を下回りました。ただ、静岡県は「慎重に推移を見る必要がある」としています。県内の新規感染者は18人で、2人の死亡が確認されています。

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 静岡市駿河区の静岡徳洲会病院は、院内で発生したクラスターの収束を発表しました。おとといまでの2週間、新たな感染者が確認されませんでした。ただ、徳洲会病院では患者59人と職員31人のあわせて90人が感染し、このうち死亡した患者は17人に上るということです。感染した患者のうち、3割にあたる人数です。いずれも高齢か基礎疾患のある患者だということです。クラスターの収束をうけて、停止していた外来診療やコロナ患者の受け入れなどは今後、順次再開するということです。

静岡市保健福祉局 増田浩一次長:「まずは収束をして一安心、安堵の気持ち。収束により、市内の医療提供体制が通常に戻っていく、コロナ対応も含めて通常に戻っていくことを期待している」

静岡県「2月前半くらいまでは慎重に推移を見る必要がある」

 静岡県内の感染者は、今年に入って感染者が最も少なかったきのうの15人に続き、2日連続で20人を下回り、減少傾向にあります。ただ、御殿場市の陸上自衛隊板妻駐屯地のクラスターで、新たに5人の感染が判明するなど、きょうもクラスター関連で、10人の感染者が確認されています。

静岡県疾病対策課 後藤幹生課長:「今後、2月前半くらいまでは慎重に新規感染者数と高齢の方の新規感染者の推移を見ていく必要があります」