突風被害から1カ月 家屋や農業施設に残る爪痕 静岡・牧之原市
静岡県牧之原市で竜巻とみられる突風が発生し、多くの建物が被災してから1カ月がたちました。現地では未だ被害の爪痕が残されています。
白鳥衛記者:「牧之原の突風被害からおよそ1カ月が経ちました。こちらの被害にあわれたお宅ではいまだ服に泥が付いており、被害の大きさを物語っています。雨漏りの影響かこちらのブルーシートには水が溜まってしまっています」
この家に住む女性(75)。突風で屋根や窓が壊れ家の中に雨や泥が入り込んでいる状態です。
「あまり変わりないけど、少し片付いて心はちょっと落ち着きました。でもうちの中ちょっと落ち着いていないというかそのまんま」
県によりますと5月1日に起きた突風で、牧之原市で125棟の家屋が半壊や一部損壊の被害を受けました。また霜を防ぐファンやビニールハウスなど農業施設の被害も確認されています。