殺人罪に問われた男に無期懲役を求刑 静岡地裁沼津支部
同じ大学に通っていた女子大生を殺害した罪などに問われている男の裁判で、検察は無期懲役を求刑しました。
起訴状などによりますと、住所不定・無職の被告の男(21)は去年6月、
沼津市西浦久連で、同じ大学に通っていた当時19歳の女性を包丁で刺して殺害した罪などに問われています。
6日開かれた初公判で被告は起訴内容を全面的に認めています。
8日の裁判で検察側は「被告は女性を包丁で49箇所刺すなど、物を破壊するかのように殺害した。危険で非人道的」として無期懲役を求刑しました。
これに対して弁護側は、「被告は着実に反省している。立ち直りを考慮して
懲役22年を主張する」としました。
判決は13日に言い渡されます。