真犯人を目撃…? 義母殺害の罪に問われた被告の女 初公判で無罪を主張 静岡地裁沼津支部

2020年3月、静岡県長泉町で義理の母親を殺害した罪に問われている女の初公判が地裁沼津支部で開かれ、女は起訴内容を否認し無罪を主張しました。

画像: 真犯人を目撃…? 義母殺害の罪に問われた被告の女 初公判で無罪を主張 静岡地裁沼津支部

 

 起訴状などによりますと長泉町の無職の女(32)は、去年3月長泉町下土狩の自宅で同居していた義理の母(当時69歳)の胸を包丁で何度も突き刺し殺害した罪に問われています。
 地裁沼津支部で開かれた裁判員裁判の初公判で、被告の女は「私は犯人ではありません。私ではありません。やっていません」と起訴された内容を否認し無罪を主張しました。
 続く冒頭陳述で検察側は「犯行に使用された凶器は家にあった包丁で、事件当時被告が家にいたことや殺害を計画するメモが発見されたこと」などから女の犯行であると指摘しました。
 一方弁護側は「被告が犯人といえるだけの証拠はなく、殺害の動機もない。被告は真犯人を目撃しており第三者の犯行である」と主張しました。