2回目の被害は店員が防ぐ…さらに電子マネー購入しようとし 「ウイルス感染」表示⇒修理費名目の特殊詐欺 静岡・清水町

 8日、静岡県清水町の60代の男性が電子マネーで5万円をだまし取られる特殊詐欺が発生しました。男性はさらに10万円の電子マネーを購入しようとしたところ、不審に思ったコンビニの店員が警察に通報し、2回目の被害は免れたということです。

画像: 2回目の被害は店員が防ぐ…さらに電子マネー購入しようとし 「ウイルス感染」表示⇒修理費名目の特殊詐欺 静岡・清水町

 警察によりますと、8日午後5時過ぎ、清水町の無職の60代男性が、パソコンを操作していたところ、画面にウイルス感染などが表示されました。男性が表示された電話番号に電話をかけるとコンピューター関係の社員を名乗る者から「パソコンの修理として、5万円で5年間保証する」と説明を受け、保証料金としてコンビニで電子マネーを購入するように指示されました。

 男性は三島市内のコンビニで5万円分の電子マネーを購入し、プリペイド番号をパソコンに入力し、5万円をだまし取られたということです。さらに男性は「入力ミスがあった」と言われ、10万円分の電子マネーを要求されました。男性は再びコンビニを訪れ、電子マネーを購入しようとしましたが、不審に思った店員が警察に通報し、2回目の被害は免れました。

 警察は「パソコンのウイルス感染という表示から料金支払いに関する要求があった場合は詐欺と疑って」と注意を呼び掛けています。