ヘリ墜落事故で操縦の男性死亡 当時「強風注意報」近くで最大24・7メートル 静岡・島田市

 静岡県でヘリコプターが墜落、操縦していた男性が死亡しました。当時、現場には強風注意報が出されていました。

画像: 現場付近を規制する警察官 静岡・島田市

現場付近を規制する警察官 静岡・島田市

 30日午後3時半ごろ、静岡県島田市の山中で「ヘリコプターが落ちた音がした」と付近の住民から110番通報がありました。

目撃した住民:「(ヘリは)おしりを振りながら。いつもより振っているなと思った。風がすごく強かったからと思ったが、それと同時にほぼ垂直に落ちていった。機体は大破してその中に乗員がいた」

 墜落したヘリの中で見つかった40代くらいの男性は、搬送先の病院で死亡が確認されました。

 国土交通省などによると、ヘリは自家用機で、男性しか搭乗しておらず、午後3時に三重県津市を出発して横浜市に向かっていたということです。

 当時、島田市には強風注意報が出されていて、近くの静岡空港では午後2時すぎに最大24.7mの非常に強い風が観測されました。

 警察はあす実況見分を行い、強風の影響など墜落原因を調べる方針です。