御前崎市の公園から金属製の側溝のふた120枚が盗まれる 組織的な犯行か
御前崎市で、排水路の側溝に設置されていた金属製のふたが盗まれていたことが分かりました。被害額は93万円に上ります。
各務実来記者:
「被害にあった現場は街灯がなく、人通りもほとんどありません。この辺りからおよそ100m以上にわたって、ふたがない状態が続いています」
盗まれたのは、御前崎市福田沢ビオトープ公園の敷地内にあった「グレーチング」と呼ばれる側溝の金属製のふたです。
およそ120枚が何者かによって盗まれたといいます。
御前崎市建設課 村田祐佑主事:
「およそ100万円弱の被害額。非常に残念なことだと 思っております」
被害が発覚したのは15日午後1時ごろでした。
公園を管理する担当者が異変に気が付き、市に通報があったということです。
福田沢保全会 髙畑敏雄会長:
「ここは20人くらいで管理しているんですけれど、ボランティアでやっているものですから。なかなかこういうことがあると、気持ちも冷める」
盗まれたグレーチングは長さ1メートル、幅30センチ、重さは1枚およそ20キロです。
「1人で持たれるとどうですか?」
「結構重たいです。なんとか持てるくらいの」
御前崎市は15日菊川署に被害届を提出。
警察は窃盗事件として、調べています。
また、県内では4月、掛川市でもグレーチング175枚が盗まれる事件が発生していて、警察は事件の関連や組織的な犯行の可能性も視野に捜査を進めています。