静岡・掛川市の放火殺人事件で書類送検された31歳男性を不起訴処分 自殺した同級生「容疑者死亡のため」 静岡地検浜松支部
4月、静岡県掛川市で起きた放火殺人事件で、殺人などの疑いで書類送検されていた男性について、静岡地検浜松支部は容疑者死亡のため不起訴処分としました。
不起訴となったのは掛川市葛川の無職の男性(当時31)です。男性は4月、掛川市下西郷の集合住宅の一室に石油系の燃料をまいて火を付け、この部屋に住んでいた当時31歳の男性を焼死させた殺人と現住建造物等放火の容疑で書類送検されていました。
男性は被害者の小学校時代の同級生で、事件の後、岐阜県内の山の中で死亡しているのが見つかりました。自殺とみられています。
地検浜松支部は、22日付で男性を容疑者死亡のため不起訴処分としました。